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26エメラルダスMX ILを徹底解説!特徴・弱点・おすすめ機種

26エメラルダスMX ILは、ダイワのインターラインシリーズにおけるコスパに優れたミドルクラスです。

糸絡みを抑えやすいインターライン構造に加え、カーボンモノコックグリップやHVFナノプラスなども搭載。この記事では、実際にどこが強みなのか、弱点はあるのか、AIR ILやX ILと比べてどれを選ぶべきかまで整理して解説します。

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目次

26エメラルダスMX ILとは

出典:ダイワ

26エメラルダスMX ILは、2026年に登場したダイワ「エメラルダスMX」シリーズのインターラインモデルです。

ラインをブランク内部に通す構造を採用しており、一般的なアウトガイドモデルで起こりやすいガイドへの糸絡みを軽減。強風時や夜間でもライントラブルを気にせず、エギングに集中しやすいのが大きな魅力です。

実売価格は3万円前後が目安。エメラルダスのインターラインシリーズでは、上位の「STOIST RT IL」「AIR IL」と、エントリークラスの「X IL」の間に位置するミドルクラスです。

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製品名実売価格目安主な特徴・違い
エメラルダス STOIST RT IL約77,000円シリーズ最高峰。軽さや感度、キャスト性能まで徹底的に追求したフラッグシップモデル
25エメラルダスAIR IL約43,000円軽さが大きな強み。STOISTに次ぐ基本性能を備え、AGSなど上位装備も採用
26エメラルダスMX IL約29,000円価格と性能のバランスに優れたミドルクラス。カーボンモノコックグリップなど装備も充実
25エメラルダスX IL約18,000円インターラインを手頃な価格から試せるエントリーモデル

なかでも26モデルで注目したいのが、カーボンモノコックグリップの採用です。

出典:ダイワ

中空構造のカーボン製リアグリップをブランクと一体成型することで、振動を手元へ伝えやすくし、感度の向上に貢献。ミドルクラスながら、上位モデルを思わせる装備が盛り込まれています。

ブランクにも**「HVFナノプラス」+「X45」**を採用。軽さや感度だけでなく、シャクリやキャスト時に求められる強度・張りもしっかり確保されています。

つまり26エメラルダスMX ILは、「X ILでは少し物足りないけれど、AIR ILほどの予算はかけたくない」という人にちょうどいいモデル。インターラインの快適性と基本性能、価格のバランスを重視する人に有力な選択肢です。

26エメラルダスMX ILの特徴/強み

出典:ダイワ

26エメラルダスMX ILの特徴をもう少し詳しくみていきましょう。ポイントは以下の4点です。

  • インターライン構造
  • カーボンモノコックグリップを搭載
  • ブランク系ダイワテクも充実
  • 軽量・高感度なエアセンサーシート

インターライン構造

出典:ダイワ

最大の特徴は、ラインをロッド内部に通す「インターライン構造」です。

一般的なアウトガイドロッドのように外側へガイドが並ばないため、ラインがガイドへ絡むトラブルを大幅に減らせるのがメリット。風が強い日や夜間など、糸絡みが起こりやすい状況でも快適にエギングを続けやすくなっています。

さらに、ブランク内部にはラインとの接触抵抗を抑える「リニアインターライン構造」を採用。超撥水ドライ加工も組み合わせることで内部の水を排出しやすくし、インターラインの弱点になりやすいライン放出性能にも配慮されています。

「とにかくライントラブルを減らして釣りに集中したい」という人にとって、大きな強みです。

カーボンモノコックグリップを搭載

26エメラルダスMX ILでは、リアグリップにカーボンモノコック構造を採用しています。

出典:ダイワ

中空のカーボン構造によって振動を手元へ伝えやすくする仕組みで、エギの動きや潮流の変化、イカからのアタリなど、水中の情報を感じ取る感度アップが期待できます。

従来のMXよりもかなり豪華な装備であり、価格帯を考えると注目度の高いポイントでしょう。

ブランク系ダイワテクも充実

ブランクには、上位グレードにも採用される「HVFナノプラス」が使われています。カーボン繊維の密度を高めながら樹脂量を抑えることで、軽さと強度を両立。

さらにネジレを抑える「X45」も搭載されており、キャストやシャクリでロッドへ力を加えた際のパワーロスを抑えてくれます。

出典:ダイワ

継部には「V-JOINT」も採用。2ピースロッドの継部で発生しやすい曲がりの不自然さを抑え、パワーや張り、戻りの速さを高める技術です。

3万円前後のミドルクラスとしてはブランク系テクノロジーがかなり充実しているといえるでしょう。

軽量・高感度なエアセンサーシート

リールシートには、ダイワ独自の「エアセンサーシート」を採用しています。

出典:ダイワ

カーボンファイバーを配合することで、軽さ・強度・感度をバランスよく高めたリールシートです。26エメラルダスMX ILでは握りやすさにも配慮した「エアセンサースリムフィット」が採用されています。

エギングは一日を通してキャストとシャクリを繰り返す釣りなので、ロッドの握りやすさや手元の軽快感は意外と重要。

カーボンモノコックグリップと組み合わせることで、手元の感度と操作性をしっかり底上げしているのも26エメラルダスMX ILの強みです。

26エメラルダスMX ILの弱点/デメリット

出典:ダイワ

26エメラルダスMX ILは、価格と性能のバランスに優れたモデルですが、購入前に知っておきたい弱点もあります。

特に以下の3点はチェックしておきましょう。

  • インターライン特有の弱点
  • 自重はほんのり重め
  • 性能が中途半端に感じる可能性

インターライン特有の弱点

まず理解しておきたいのが、インターラインならではの扱いにくさがあることです。

ラインをブランク内部に通すため、釣行前のライン通しはアウトガイドよりひと手間かかります。また、内部に海水や汚れが入り込むため、使用後は洗浄・乾燥などのメンテナンスも徹底しなければなりません。

出典:ダイワ

26エメラルダスMX ILには「超撥水ドライ加工」と「リニアインターライン構造」が採用され、水が入った状態でのライン抵抗を抑える工夫はされています。とはいえ、手軽さやメンテナンス性だけで見ればアウトガイドのほうが扱いやすいでしょう。

自重はほんのり重め

26エメラルダスMX ILは、上位のAIR ILや、同価格帯の他社製エギングロッドと比べて、自重がやや重めです。

自重は98〜102gで、25エメラルダスAIR ILの89〜91gより約9〜11g重くなっています。大きな差ではありませんが、軽快感を重視する人には気になるポイントでしょう。

この重さの要因として考えられるのが、カーボンモノコックグリップです。公式に明言されているわけではありませんが、ダイワは他ジャンルのミドルクラスにも同グリップを採用しており、いずれも自重はやや重めになっています。

ゴツいから、一般的なEVAグリップのロッドよりも重め
出典:ダイワ

「とはいえ、重くなっているのはロッドのお尻側なので、タックルバランス的には好影響。自重は重くなっていても、体感的には重く感じないでしょう。」

性能が中途半端に感じる可能性

MX ILは、この価格帯としてはHVFナノプラスやX45、カーボンモノコックグリップなどを搭載した豪華な仕様が魅力です。ただし、エントリークラスのX ILなどからステップアップした場合、期待したほど性能差を感じられない可能性もあります。

これはMX ILに限らず、ミドルクラスのロッド全般にいえることです。予算が許すなら、思い切ってAIR ILのような上位モデルを選んだほうが、これまで使っていたロッドとの違いを実感しやすく、結果的に満足度が高くなるケースもあります。

26エメラルダスMX ILの機種ラインナップ

出典:ダイワ

26エメラルダスMX ILは全5機種構成となっており、スペックの一覧は以下のとおりです。

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機種全長継数仕舞寸法自重先径/元径先内径対応エギPEラインカーボン含有率
83ML2.51m2本130cm98g1.9/10.9mm1.3mm1.8〜3.5号0.4〜1.0号92%
83M2.51m2本130cm100g1.9/10.9mm1.3mm2.5〜4.0号0.5〜1.0号92%
84MLM2.54m2本131cm99g1.9/10.9mm1.3mm1.8〜4.0号0.4〜1.0号93%
86ML2.59m2本134cm98g1.9/10.9mm1.3mm1.8〜3.5号0.4〜1.0号92%
86M2.59m2本134cm102g1.9/10.9mm1.3mm2.5〜4.0号0.5〜1.0号92%

各機種の特徴(タップで開く)

83ML

操作性と飛距離のバランスに優れた、ランガン向けのセミショートモデルです。2.5〜3号エギを中心に、秋の数釣りでテンポよく攻めたい場面に好相性。MLらしいしなやかさもあり、春の3.5号エギを使ったソフトジャークにも対応できる汎用性の高い一本です。

83M

取り回しのよさとパワーを両立した、セミショートのMクラスです。3.5号エギを中心に2.5〜4号まで対応し、重めのエギもキビキビ操作しやすいのが特徴。堤防や磯、ボートまで幅広く使え、テンポの速いランガンにも向いています。

84MLM

野村珠弥テスター監修のテクニカルモデルです。しなやかなMLティップにMクラスのバットパワーを組み合わせ、繊細な操作性と力強さを両立。軽快な取り回しを活かして漁港から小磯までテンポよく探れ、細かなエギ操作を楽しみたい人に向いています。

86ML

定番の86Mを、よりしなやかでフィネス寄りに仕上げたモデルです。3号エギを中心に2.5〜3.5号まで対応し、遠投性能と繊細な操作性を両立。秋の数釣りには特に使いやすく、MLながら張りと粘りもあるため、春の大型狙いまで幅広く対応できます。

86M

シリーズの中でもっとも王道といえるオールラウンドモデルです。3.5号エギを中心に2.5〜4号まで幅広く扱え、秋の数釣りから春の大型狙いまで対応。飛距離と操作性のバランスがよく、一本でさまざまなフィールドや状況をカバーしたい人に最適です。

26エメラルダスMX ILを他グレードと比較

25エメラルダスAIR ILと比較

出典:ダイワ
製品名エメラルダス MX ILエメラルダス AIR IL
実売価格目安29,000円43,000円
位置づけスタンダードミドルハイ
カーボン素材HVFナノプラスSVFナノプラス
ネジレ抑制X45X45
継部強化V-JOINTV-JOINT α
AGS
エアセンサーシート
超撥水ドライ加工
リニアインターライン

26エメラルダスMX ILと25エメラルダスAIR ILの実売価格差は、約1.5万円です。

AIR ILは上位モデルだけあり、ブランクに「SVFナノプラス」、継部には「V-JOINT α」を採用。さらにエントランスガイドにはAGSを搭載するなど、軽さ・感度・操作性を追求した仕様になっています。

特に大きな違いは軽さです。ロッドの軽快感やシャクリ続けた際の負担の少なさまで重視するなら、AIR ILを選ぶメリットは大きいでしょう。

一方、26エメラルダスMX ILも、リニアインターラインや超撥水ドライ加工など、インターラインロッドとして重要な機能はしっかり搭載しています。

さらに、カーボンモノコックグリップを採用しているのはMX ILならではの魅力。中空カーボン構造による感度アップが期待でき、見た目にも高級感があります。

純粋なブランク性能や軽さではAIR ILが上ですが、MX ILとの価格差は約1.5万円。この差をどう考えるかが選択のポイントです。

価格と性能のバランスを重視するなら26エメラルダスMX IL、予算に余裕があり、軽さや基本性能をさらに追求したいなら25エメラルダスAIR ILがおすすめです。

25エメラルダスX ILと比較

出典:ダイワ
製品名26エメラルダス MX IL25エメラルダス X IL
実売価格目安29,000円18,000円
位置づけスタンダードエントリー
カーボン素材HVFナノプラスHVF
ネジレ抑制X45
継部強化V-JOINT
エアセンサーシート
超撥水ドライ加工
リニアインターライン
カーボンモノコックグリップ

25エメラルダスX ILとの実売価格差は、約1万円です。

価格差はそれなりにありますが、仕様を見ると26エメラルダスMX ILのほうが明確に充実しています。

なかでも大きいのがカーボンモノコックグリップの搭載です。感度向上が期待できるだけでなく、デザイン面でも上位モデルらしい特別感があります。

ブランク素材も、X ILの「HVF」に対してMX ILは「HVFナノプラス」を採用。さらにX ILにはない「X45」や「V-JOINT」も搭載されており、ブランクのネジレ抑制や継部のスムーズな曲がりにも配慮されています。

そのため、3万円前後まで予算を出せて、性能面にもこだわりたいなら26エメラルダスMX ILがおすすめです。約1万円高くなるぶん、装備にはしっかり差があります。

とはいえ、25エメラルダスX ILもエントリーモデルとしては十分な内容です。

HVFカーボンやエアセンサーシートを採用し、インターラインのライン放出性能を高める「リニアインターライン」も搭載。インターラインならではの糸絡みの少なさを手頃な価格から体験できます。

したがって、初めてインターラインロッドを使う人や、できるだけ予算を抑えたい人なら25エメラルダスX IL。基本性能や感度にもこだわり、長く使える一本を選びたいなら26エメラルダスMX ILと考えると選びやすいでしょう。

まとめ

26エメラルダスMX ILの魅力は、ミドルクラスながら上位モデルを思わせる充実した装備です。

カーボンモノコックグリップをはじめ、HVFナノプラスやX45、超撥水ドライ加工などを採用。糸絡みの少ないインターライン構造も相まって、強風時や夜釣りでも快適に使えます。

性能と価格のどちらも妥協したくない人には、かなり魅力的な選択肢です。

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