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インターラインのエギングロッドは必要?アウトガイドとの違いと選び方を完全ガイド

エギングの糸絡みストレスを解消する「インターラインロッド」を徹底解説!

メリット・デメリットの比較から、おすすめロッドの紹介、専用ワイヤーを使った準備・メンテナンス方法まで網羅。ご自身にインターラインが必要か悩んでいる方は必見です。

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ども、管理人っす。

釣りメディアのライター / ディレクターとして、これまで1000本以上の釣り記事の執筆&編集を経験。

釣り歴10年以上の雑食アングラー。実釣とメディア業で培った知識をもとに関心があるジャンルの釣具情報をお届けします。

最推しのアジングについては、別で専門サイトを運営中

目次

この記事の活用ガイド

この記事は、前半でおすすめのインターラインロッドを紹介し、後半でインターラインロッドの特徴や使い方を解説する構成になっています。

「まずはおすすめのロッドを知りたい」という人は、このまま読み進めてください。

一方で、「インターラインってそもそもどんなロッド?」「自分に合っているか先に知りたい」という人は、記事後半の解説パートから読むのがおすすめです。

特徴やメリット・デメリットを確認して「使ってみたい」と感じたら、前半のおすすめロッド紹介に戻ると選びやすくなります。

記事内には、目的の場所へ移動しやすいようにリンクも設置しています。気になるところから読み進めながら、インターラインロッド選びに役立ててください。

ここからは、おすすめのインターライン式エギングロッドを紹介していきます。

現在チェックしておきたいのは、以下の4シリーズです。

  • 25エメラルダスX IL
  • 26エメラルダスMX IL
  • 25エメラルダスAIR IL
  • エメラルダス ストイスト RT IL

2026年現在、エギング専用のインターラインロッドを現行ラインナップとして本格展開しているのは実質ダイワのみ。そのため、新品でインターラインを選ぶなら、基本的にはダイワの「エメラルダス」シリーズから選ぶことになります。

25エメラルダスX IL

出典:ダイワ

25エメラルダスX ILは、ダイワのインターラインロッドを手頃な価格で試せるエントリーモデルです。

実売価格は1万円台後半が中心。インターラインに興味はあるものの、いきなり高価なロッドを購入するのはためらうという人に適しています。

最大の魅力は、やはりインターラインならではのトラブルレス性能。ラインがブランク内部を通るため、アウトガイドで起こりやすい糸絡みを軽減でき、強風時や夜間でもライントラブルを気にせず釣りに集中しやすいのが強みです。

出典:ダイワ

ブランクには軽くシャキッとした使用感を狙った新設計を採用。さらにバット部を「ブレーディングX」で補強し、細身ながらキャストやシャクリに必要なパワーもしっかり確保しています。

上位機にも採用される「エアセンサーシート(スリム)」や、ロッド内部の抵抗を抑える「リニアインターライン構造」、耐久撥水加工も搭載。価格を抑えつつ、インターラインの魅力をしっかり味わえる高コスパモデルです。

スクロールできます
機種全長(m)継数仕舞(cm)自重(g)先径/元径(mm)先内径(mm)エギサイズ(号)PEライン(号)カーボン含有率
79ML・J2.362123952.4 / 9.91.31.8〜3.50.5〜1.093%
79M・J2.362123982.4 / 9.91.32.5〜4.00.5〜1.294%
83ML・J2.512130992.4 / 9.91.31.8〜3.50.5〜1.094%
83M・J2.5121301022.4 / 10.91.32.5〜4.00.5〜1.294%
86ML・J2.5921341002.4 / 10.41.31.8〜3.50.5〜1.094%
86M・J2.5921341032.4 / 10.91.32.5〜4.00.5〜1.294%

ポジティブな口コミ

風の日対策で購入し、ガイド有と比較して絡まりストレスは激減しました。

Yahooショッピング|対象機種:79ML

夜間釣行で穂先絡みの心配無くキャストするため、試しにインターラインロッドを購入してみました。

Yahooショッピング:対象機種:83ML

糸抜けも良く飛距離もアウトガイドと遜色ありません。

Yahooショッピング|対象機種:86M

ネガティブな口コミ

やはり釣行後のメンテナンスが多少面倒だなというところです。

Yahooショッピング|対象機種:86M

アウトガイドロッドより飛距離は落ちるかもしれません

Yahooショッピング|対象機種:79M

糸が切れたときは、内部に糸を入れる作業が少し手間がかかります。

Yahooショッピング|対象機種:86ML

おすすめ機種

83ML

軽快さと操作性のバランスに優れたMLモデル。1.8〜3.5号のエギに対応し、秋シーズンのランガンに適しています。79MLより長さがあるぶん飛距離も確保しやすく、軽快なジャークもこなしやすい万能型。MLで迷ったときに選びやすい一本です。

83M

操作性・パワー・汎用性のバランスが良い定番モデル。2.5〜4.0号のエギに対応し、リズミカルなジャークが得意です。春・秋を問わず使いやすく、短すぎず長すぎない8.3ft。一本で幅広いエギングを楽しみたい人に向いています。

86ML

遠投性能を重視した秋イカ向けMLモデル。1.8〜3.5号のエギに対応し、沖へ遠投して広範囲をじっくり探る釣りが得意です。長さを活かしたロングジャークや、ラインスラックを使った自然なフォールも行いやすく、広いポイント攻略に適しています。

86M

遠投性とパワーを備えた王道の8.6ftモデル。2.5〜4.0号まで対応し、ロングジャークでエギを大きく跳ね上げながら広範囲を探れます。春の大型狙いから秋まで使いやすく、飛距離を重視しながら一年を通して使いたい人におすすめです。

26エメラルダスMX IL

出典:ダイワ

26エメラルダスMX ILは、価格と性能のバランスに優れたミドルクラスのインターラインロッドです。

実売価格は3万円前後。X ILよりワンランク上のブランクや装備を採用しており、入門機からステップアップしたい人はもちろん、最初から性能にもこだわりたい人にも適しています。

ブランクには「HVFナノプラス」を採用し、ネジレを抑える「X45」と、継部を滑らかに曲げる「V-JOINT」も搭載。キャストやシャクリで力をロスしにくく、エギを意図したとおりに操作しやすい設計です。

さらに注目したいのが、カーボンモノコックリアグリップ。ダイワのエギングロッドとして初採用された装備で、振動伝達性能を高め、手元で水中の変化を感じ取りやすくしています。

出典:ダイワ

ロッド内部には「リニアインターライン構造」と「超撥水ドライ加工」を採用。水滴とラインの抵抗を抑え、インターラインながらスムーズなライン放出を狙っています。

自重は98〜102gとAIR ILなどの上位機より重めですが、基本性能・感度・快適性をバランスよく高めた、シリーズの中心的なモデルといえるでしょう。

スクロールできます
機種全長継数仕舞寸法自重先径/元径先内径対応エギPEラインカーボン含有率
83ML2.51m2本130cm98g1.9/10.9mm1.3mm1.8〜3.5号0.4〜1.0号92%
83M2.51m2本130cm100g1.9/10.9mm1.3mm2.5〜4.0号0.5〜1.0号92%
84MLM2.54m2本131cm99g1.9/10.9mm1.3mm1.8〜4.0号0.4〜1.0号93%
86ML2.59m2本134cm98g1.9/10.9mm1.3mm1.8〜3.5号0.4〜1.0号92%
86M2.59m2本134cm102g1.9/10.9mm1.3mm2.5〜4.0号0.5〜1.0号92%

おすすめ機種

83ML

操作性と飛距離のバランスに優れた、ランガン向けのセミショートモデルです。2.5〜3号エギを中心に、秋の数釣りでテンポよく攻めたい場面に好相性。MLらしいしなやかさもあり、春の3.5号エギを使ったソフトジャークにも対応できる汎用性の高い一本です。

84MLM

野村珠弥テスター監修のテクニカルモデルです。しなやかなMLティップにMクラスのバットパワーを組み合わせ、繊細な操作性と力強さを両立。軽快な取り回しを活かして漁港から小磯までテンポよく探れ、細かなエギ操作を楽しみたい人に向いています。

86M

シリーズの中でもっとも王道といえるオールラウンドモデルです。3.5号エギを中心に2.5〜4号まで幅広く扱え、秋の数釣りから春の大型狙いまで対応。飛距離と操作性のバランスがよく、一本でさまざまなフィールドや状況をカバーしたい人に最適です。

25エメラルダスAIR IL

出典:ダイワ

25エメラルダスAIR ILは、インターラインでも軽さと操作性を妥協したくない人におすすめのハイスペックモデルです。

実売価格は4万円台が中心。シリーズ名の「AIR」が示すとおり軽量化へのこだわりが強く、ラインナップの自重は78〜91g。一般的に重量が増えやすいインターラインロッドでありながら、非常に軽量に仕上げられています。

ブランクには上質な「SVFナノプラス」を採用し、ネジレを抑える「X45」や、継部をより軽く・強く・滑らかにする「V-JOINT α」も搭載。軽量ながらシャキッとしたレスポンスがあり、エギを軽快に操作できます。

ラインの入口となるエントランスガイドには、軽量・高剛性なカーボン製「AGS」を採用。さらに「超撥水ドライ加工」と「リニアインターライン構造」によって、スムーズなライン放出性能も追求されています。

出典:ダイワ

一日中シャクリ続けても疲れにくい軽さと、高い感度・操作性を重視するなら有力候補。価格と性能のバランスを考えると、かなり魅力的な上位モデルです。

スクロールできます
機種全長(m)継数仕舞(cm)自重(g)先径/元径(mm)先内径(mm)エギサイズ(号)PE(号)カーボン含有率
710L2.392124841.8/8.91.31.8〜3.00.4〜0.893%
73M2.212115781.9/8.91.32.5〜4.00.4〜1.093%
77MLM2.312120821.8/9.31.32.5〜3.50.4〜1.093%
83ML2.512130891.9/10.31.31.8〜3.50.4〜1.093%
85MLM2.572133911.9/10.81.32.5〜4.00.4〜1.093%
86M2.592134911.9/10.81.32.5〜4.00.4〜1.093%

ポジティブな口コミ

ILは夜間や強風の時には非常に重宝しますし、外ガイドとは違う独特の感度があって、海中の状況を把握しやすいのが魅力です。

Yahooショッピング|対象機種:710L

インターラインなので風がある時や夜釣りでラインのガイド絡みが気にならないです!軽くて使いやすいです♪

Yahooショッピング|対象機種:77MLM

飛距離が出ないと思っていましたが、技術の進化ですねー!良く飛びます。満足度たかいです。

Yahooショッピング|対象機種:83ML

ネガティブな口コミ

air il73mのバランスは先重り。持った感じの重さは78gと思えないほど重いです。期待しすぎましたよ。。

Yahooショッピング|対象機種:73M

ロッドはわずかに先重り感はあります。軽すぎるリールは全体として持ち感は軽くなりますが、タックルバランスとしてはバランスポイントがややグリップから離れる

楽天市場

おすすめ機種

77MLM

しなやかなMLティップと強めのMバットを組み合わせたランガン向けセミショートモデル。細かなショートピッチジャークから力強いアクションまで幅広くこなせます。

2.5〜3.5号に対応し、テンポよく探る釣りだけでなく、潮流のあるディープ攻略にも使いやすい1本です。

85MLM

MLティップとMバットを組み合わせたテクニカルジャーク&オールシーズンモデル。ティップのしなりとバットの反発力を利用して、エギにさまざまなアクションを加えやすいのが特徴です。

2.5〜4号まで幅広く対応し、1本でこなしつつ操作性にもこだわりたい人におすすめです。

86M

シリーズの中心となる王道のオールラウンドモデル。飛距離と操作性のバランスがよい8.6ft×Mパワーで、定番の3.5号を中心に2.5〜4号まで対応します。

秋の小型狙いから春の大型狙いまで幅広く使えるため、機種選びで迷ったときに最も選びやすい1本です。

エメラルダス ストイスト RT IL

出典:ダイワ

エメラルダス ストイスト RT ILは、ダイワのインターライン式エギングロッドにおける最高峰モデルです。

実売価格は7万円台が中心。価格はかなり高めですが、軽さ・感度・操作性を徹底的に追求し、ダイワの上位テクノロジーを惜しみなく投入しています。

ブランクには最高峰クラスの「SVFコンパイルXナノプラス」を採用。さらにブランク全体のネジレを抑える「X45フルシールド」と「V-JOINT α」を組み合わせ、軽量かつシャープで高レスポンスな使用感を実現しています。

軽さも強烈で、たとえば78MLは自重84g。インターラインとは思えないほど軽快に振り抜けるため、キャストやシャクリを繰り返すエギングとの相性は抜群です。

エントランス部には「AGS」を採用し、フォアグリップを短くして指でブランクに触れやすくした「ブランクタッチショートグリップ」も搭載。水中のわずかな変化を手元で捉える感度にも徹底的にこだわっています。

出典:ダイワ

また、太く硬くなりやすいインターラインの穂先には「スーパーフレックストップ」を採用し、アウトガイドロッドに迫るしなやかさを追求。

価格よりも軽さ・感度・操作性を最優先し、インターラインで最高クラスの性能を求める人におすすめの一本です。

スクロールできます
機種全長継数仕舞寸法自重先径/元径先内径エギサイズPEラインカーボン含有率
78ML2.34m2本121cm84g1.8/9.4mm1.3mm1.8〜3.5号0.4〜1.0号97%
79MMH2.36m2本122cm86g1.9/9.9mm1.3mm3.0〜4.5号0.5〜1.2号97%
81M2.46m2本127cm86g1.9/9.9mm1.3mm2.5〜4.0号0.4〜1.0号97%
84MLM2.54m2本131cm88g1.9/9.9mm1.3mm1.8〜3.5号0.4〜1.0号97%
89LML2.67m2本138cm89g1.9/9.4mm1.3mm1.8〜3.5号0.4〜1.0号97%
91M2.77m2本143cm94g1.9/9.9mm1.3mm2.5〜4.0号0.4〜1.0号97%

ポジティブな口コミ

インターラインの感度な抜群でした。エギの姿勢なども伝わってくるほどの感度です。

Yahoo!ショッピング/RT IL

インターラインという事で飛距離が心配でしたが、同メーカーの下位機種に比べるとひと伸び優れている印象を持ちました。

Yahoo!ショッピング/RT IL

軽いし扱いやすい。 1日しゃくっててもそれ程負担にはならない。

TACKLE BOX/81M

ネガティブな口コミ

ただ高額すぎて、ちょっとでも傷が付いたら嫌だなーと、傷がつく前に売却しました。

Yahoo!ショッピング/RT IL

初のインターラインロットでライン通すのに手こずりましたがなれたら問題なさそう!

Yahoo!ショッピング/RT IL

インターラインの是非はラインブレイクしてしまった際や釣行後の洗浄、乾燥の面倒さを考えると(アウトガイドと比較して)それをカバーできるほどのポテンシャルはないかと

TACKLE BOX/81M

おすすめ機種

79MMH

79MMHは、短めのレングスと強いバットを組み合わせたハードジャーク向けモデルです。3〜4.5号に対応し、藻場、深場、春の大型狙いで大きめのエギをしっかり動かしたい場面に向きます。

ティップはMクラスのため、ただ硬いだけではなく、エギサイズの対応幅も確保されています。取り回しとパワーを両立したい人向けです。

81M

81Mは、2.5〜4号を使え、季節や場所を問わず使いやすいシリーズの基準となるモデルです。8.1ftの長さは港湾・堤防・小磯で扱いやすく、秋の数釣りから春の大型狙いまで対応します。

最初のRT ILで迷ったら、まず候補にしたいオールラウンダーです。風や夜でも集中して釣りを続けたい人にも合います。

84MLM

84MLMは、81Mと89LMLの間を埋める次世代オールラウンドモデルです。8.4ftという定番レングスに、MLのティップとMのバットを組み合わせています。

81Mより少しマイルドに、89LMLよりパワーを持たせた設定で、1.8〜3.5号を幅広く扱えます。季節を問わず、操作性と食い込みのバランスを取りたい人に合うでしょう。

インターラインのおすすめエギングロッド比較一覧

スクロールできます
製品名エメラルダス STOIST RT IL25エメラルダス AIR IL26エメラルダス MX IL25エメラルダス X IL
実売価格目安77,000円43,000円29,000円18,000円
位置づけ最高峰ミドルハイスタンダードエントリー
カーボン素材SVFコンパイルX ナノプラスSVFナノプラスHVFナノプラスHVF
ネジレ抑制X45フルシールドX45X45
継部強化V-JOINT αV-JOINT αV-JOINT
AGS
エアセンサーシート
超撥水ドライ加工
リニアインターライン
スーパーフレックストップ
カーボンモノコックグリップ
主な特徴・違いシリーズ最軽量。ダイワ最高峰のテクノロジーを結集し、インターラインの常識を覆す飛距離とエグいほどの感度を実現したフラッグシップ。「AIR」の名の通り驚異の軽さが特徴。STOISTに次ぐスペックを持ち、AGS搭載によりアウトガイドに遜色ないキャストフィールと操作性を誇る。コストパフォーマンスに優れたハイグレードモデル。ミドルクラスながらカーボンモノコックグリップ等を搭載し、上位機種譲りの粘りと強度を持つ。基本性能を網羅したエントリーモデル。ネジレを抑えるブレーディングXを搭載し、夜釣りや強風時でもライントラブルを気にせず釣りに集中できる。

インターラインロッドとは(中通し竿の仕組み)

インターラインロッドとは、ラインをブランク(竿)の「外側」にあるガイドではなく、「内側」に通して使う構造のロッドのことです。

エギングロッドのインターラインとアウトガイドの構造の違い

ラインの通り道によって、以下のように呼び分けられています。

  • インターライン:ラインがブランクの内部を通る
  • アウトガイド:ラインがブランクの外側にあるガイドを通る

イメージとしては、「細長いストローの中に糸を通している状態」を想像してもらうとわかりやすいでしょう。


インターラインロッドのメリット

インターライン最大の利点は、なんといっても「圧倒的なトラブルの少なさ」に集約されます。

ライントラブルが激減:

ラインが露出していないため、風にあおられて穂先に糸が絡むリスクがほぼありません。強風下のエギングや、手元が見えにくいナイトゲームでもストレスが少ないです。

インターラインロッドを使えば、ライントラブルが激減する
雨や波しぶきに強い:

アウトガイドの場合、濡れたラインがブランクにペタッと貼り付いて放出を妨げることがありますが、インターラインならこの現象が起きません。

物理的な破損リスクが低い:

繊細なガイドが外側に並んでいないため、移動中や保管時にガイドをぶつけて曲げたり、リングを割ったりする心配が少なくなります。

インターラインロッドは雨や波しぶき、物理的な破損リスクにも強い

インターラインロッドのデメリット

一方で、多くの人が導入をためらう原因となる「手間の多さ」が最大の壁です。

準備に専用ワイヤーが必要:

釣り場に着いたら、まず専用の「糸通しワイヤー」を使ってラインを中へ通す必要があります。アウトガイドに比べると確実に手間が増えます。

インターラインロッドを使うには、準備に専用のワイヤーが必要
徹底した洗浄が必須:

内部に塩分や汚れが残ると、ラインの滑りが悪くなり、最悪の場合は汚れが固着して使えなくなります。釣行のたびに「内部を洗って乾かす」という作業が欠かせません。

インターラインロッドは釣行後のメンテが必須
飛距離がわずかに落ちる:

ラインが内部の壁に接触するため、どうしても摩擦抵抗が発生します。最新モデルでは改善されていますが、それでも遠投性能においてはアウトガイドよりも劣ります。

インターラインロッドは飛距離性能が低い

メリット・デメリットをまとめると…

ここまでの内容を整理するために、インターラインとアウトガイドの特徴を一覧表で比較してみましょう。

項目インターラインアウトガイド
ライントラブル
の少なさ
◎ ほぼ起きない〇 たまに起きる
物理的
破損リスク
◎ ガイド破損がほぼない△ ぶつけると怖い
準備の手間△ ワイヤー通しが面倒〇 通すだけでOK
メンテナンス× 洗浄・乾燥が必須〇 サッと流せばOK
飛距離△ 抵抗でやや落ちる〇 スムーズに飛ぶ

正直なところ、「全体的にデメリットがかなり重め」というのが筆者の見解です。

ライントラブルが激減するのは確かに魅力的ですが、その代償として「準備やメンテの面倒さ」「飛距離の減衰」がついてくるのは、割に合わない気が…。

エギングのインターラインロッドはデメリットが重め

ぶっちゃけ、わざわざインターラインを選ぶほどの旨みは、現代のエギングにおいて「それほど大きくない」というのが本音です。

最近のアウトガイドロッドは非常に進化しており、普通に使っていればトラブルは十分に防げますからね。

実際、現在インターラインを積極的にラインナップしているのは、ほぼダイワ1社のみ。これは、大多数のアングラーが「やっぱりアウトガイドの方が使いやすい」と判断していることの裏返しともいえるでしょう。

インターラインロッドを推せる人・推せない人

以上の特徴を踏まえると、インターラインロッドが「買い」な人と「そうでない人」は、はっきりと分かれます。

エギングのインターラインロッドを推せる人、推せない人

インターラインを「推せる人」

  • とにかく糸絡みのストレスから解放されたい人
  • 夜釣りや強風下での釣行が多い人
  • 釣行後の道具の手入れ(洗浄・乾燥)をルーティンとして楽しめる人

「トラブルレス」という一点において、インターラインは最強の武器になります。

準備やメンテの手間を差し引いても、釣行中の快適さを最優先したいアングラーには、間違いなく価値のある選択肢です。

インターラインを「推せない人」

  • 現状、アウトガイドで特にライントラブルに困っていない人
  • 釣り場に着いたら、1秒でも早くキャストを開始したい人
  • メンテナンスをサボりがち、あるいは忙しくて時間が取れない人

今のタックルで不満がないのであれば、無理にインターラインに手を出す必要はありません。

飛距離や軽さ、準備の楽さまで含めた「総合的な使い勝手」では、やはりアウトガイドの方が圧倒的に無難です。

管理人

「自分にはインターラインは合わないかも……」と感じた方は、無理せず扱いやすいアウトガイドモデルを選びましょう。
以下の記事で、失敗しないロッド選びとおすすめ機種を厳選して紹介しています。

インターラインロッドの使い方・メンテナンス

インターラインロッドの使い方とメンテについて(見出し)

最後に、インターラインロッドを扱う上で避けては通れない「ライン通し」と「手入れ」の方法を解説します。

専用ワイヤーを使ったラインの通し方

インターラインロッドは、ガイドに直で糸を通すことはできません。基本的には「専用の糸通しワイヤー」を使用します。

こんなやつ

  1. ワイヤーのケツにある輪っかに、リールからのラインを通す
  2. ロッドの入り口(エントランスガイド)からワイヤーの先端(ラインを通してないほう)を差し込む
  3. 穂先から出てきたワイヤーを引き抜けば、ラインのセット完了
管理人

詳細はダイワ公式が出している動画をチェックすると、わかりやすいです。

イメージとしては、「ズボンのウエストゴムを通す作業」に似ています。
慣れればサッとこなせる作業ですが、アウトガイドと比べると準備の手間は多いです。

性能を維持するためのメンテナンス

インターラインにおいて、メンテをサボることは「致命的な飛距離ダウン」に直結します。

それだけでなく、汚れが内部で固着してしまうと、最悪の場合、二度と使えなくなることも…。

インターラインロッドはメンテをサボると致命的

以下の手順で、毎釣行後のケアを徹底しましょう。

1. 真水で内部を洗浄:

ロッドを継ぎ目から分解し、内部に真水(できればぬるま湯)を通して塩分や砂を洗い流します。

インターラインロッドの洗浄:真水を通して汚れを洗い流す
2. 水気を切る:

ロッドを軽く振り、内部に残った水分をある程度抜きます。

3. 完全乾燥:

直射日光の当たらない風通しの良い場所で、ロッドを立てかけて陰干しします。

「使ったら必ず洗って、完璧に乾かす」。インターラインを快適に使い続けるためには、これを徹底しましょう。

インターラインを快適に使うにはメンテを欠かさないように
数年に一度のメーカー清掃も必要

どれだけ丁寧にメンテしていても、内部には微細な汚れが蓄積していきます。
ライン抜けが悪い、あるいは飛距離が落ちてきたと感じたら、メーカーのクリーニングサービス(1回3,000円程度〜)に出すことも検討しましょう。

まとめ

インターラインロッドは、糸絡みを大幅に減らし、強風時や夜間でも快適にエギングを楽しみやすいのが最大の魅力です。

一方で、ラインを通す手間や釣行後の洗浄・乾燥など、アウトガイドにはない面倒さもあります。

万人向けとはいえませんが、釣行中のライントラブルに悩んでいる人には有力な選択肢。興味があるなら、まずは予算や求める性能に合ったエメラルダスのインターラインモデルから選んでみてください。

インターラインのおすすめロッド一覧

スクロールできます
製品名エメラルダス STOIST RT IL25エメラルダス AIR IL26エメラルダス MX IL25エメラルダス X IL
実売価格目安77,000円43,000円29,000円18,000円
位置づけ最高峰ミドルハイスタンダードエントリー
カーボン素材SVFコンパイルX ナノプラスSVFナノプラスHVFナノプラスHVF
ネジレ抑制X45フルシールドX45X45
継部強化V-JOINT αV-JOINT αV-JOINT
AGS
エアセンサーシート
超撥水ドライ加工
リニアインターライン
スーパーフレックストップ
カーボンモノコックグリップ
主な特徴・違いシリーズ最軽量。ダイワ最高峰のテクノロジーを結集し、インターラインの常識を覆す飛距離とエグいほどの感度を実現したフラッグシップ。「AIR」の名の通り驚異の軽さが特徴。STOISTに次ぐスペックを持ち、AGS搭載によりアウトガイドに遜色ないキャストフィールと操作性を誇る。コストパフォーマンスに優れたハイグレードモデル。ミドルクラスながらカーボンモノコックグリップ等を搭載し、上位機種譲りの粘りと強度を持つ。基本性能を網羅したエントリーモデル。ネジレを抑えるブレーディングXを搭載し、夜釣りや強風時でもライントラブルを気にせず釣りに集中できる。

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