エバーグリーンのエギングロッド「スキッドロウ」全2シリーズを徹底解説。インペリアルとセカンドステージの違い、選び方、他メーカーのライバルロッドまで比較し、本当におすすめできるモデルをわかりやすく紹介します。
エバーグリーンのエギングロッド一覧
管理人ども、管理人っす。
釣りメディアのライター / ディレクターとして、これまで1000本以上の釣り記事の執筆&編集を経験。
釣り歴10年以上の雑食アングラー。実釣とメディア業で培った知識をもとに関心があるジャンルの釣具情報をお届けします。
エバーグリーンとは
エバーグリーンは、実釣性能を最優先にロッドやルアーを開発する、いわゆる“ガチ志向”の釣具メーカーです。
ソルト・バス問わず、道具に妥協したくない中〜上級者から高い支持を集めています。
流行や見た目よりも、「実際に使ってどうか」「釣果にどう結びつくか」を重視する姿勢が、エバーグリーン最大の特徴と言えるでしょう。
エバーグリーンのエギングロッドは「スキッドロウ」シリーズで展開されており、現在は以下の2グレードに分かれています。


結論から言うと、エバーグリーンのエギングロッドを選ぶなら「インペリアル」がおすすめです。
理由は単純で、セカンドステージは価格がちょっぴり安いとはいえ、同価格帯の他社ロッドと比べるとコストパフォーマンスで見劣りする場面があるため。


【全2シリーズ】エバーグリーンのエギングロッドを徹底解説
ここからは、エバーグリーンが展開するエギングロッド全2シリーズについて、それぞれの特徴を整理しながら解説していきます。
価格帯もキャラクターもはっきり分かれているため、自分のスタイルや予算に合うかどうかを意識しながら読み進めてみてください。
スキッドロウ インペリアル


スキッドロウシリーズの最上位に位置するのが「スキッドロウ インペリアル」です。
実売価格は6〜8万円台とエギングロッドの中でもかなり高額ですが、そのぶんスペックと実釣性能は折り紙付き。
性能に一切妥協したくないエギング上級者から、長年高い支持を受け続けています。
ブランクには、ハイエンドロッドで主流となっているトレカT1100GやM40Xといった先進カーボン素材を採用。


軽量でありながら高感度・高強度を両立しており、シャクリのキレ、エギの操作感、微細なアタリの伝達力など、あらゆる面で高い完成度を誇ります。
ガイドにはチタンフレーム×トルザイトリングを採用。


ガイド自体が非常に軽いため先重りしにくく、振り抜けが軽快。キャストやジャーク動作もスムーズで、ロッドを意のままに操る感覚が得られます。
また、ソリッドティップモデルからチューブラーモデル、ショートレングスから超ロングレングスまで機種ラインナップが非常に豊富なのも特徴。
自分の釣りスタイルやフィールドに合わせて、細かく好みのモデルを絞り込めます。
定番となるショアエギング向けモデルは以下の通りです。
| 品番 | 名称 | ティップ | 長さ(m) | 自重(g) | パワー | 適合 | 価格(税別) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NIMS-73M | ウィップジャーク73 | チューブラー | 2.20 | 112 | M | EGI 2.5–4 | 64,000 |
| NIMS-75MH | ラッシュジャーク75 | チューブラー | 2.25 | 121 | MH | EGI 2.5–4.5 | 75,000 |
| NIMS-77SL | フェザージャーク77 | チューブラー | 2.31 | 75 | SL | EGI 2.5–3.5 | 73,000 |
| NIMS-82L | テクニマスター82 | チューブラー | 2.48 | 109 | L | EGI 2.5–4 | 60,000 |
| NIMS-86SL | フェザージャーク86 | チューブラー | 2.59 | 82 | SL | EGI 2.5–3.5 | 78,000 |
| NIMS-86L | スラックマスター86 | チューブラー | 2.59 | 111 | L | EGI 2.5–4 | 62,000 |
| NIMS-86L-EX | スラックマスター86EX | チューブラー | 2.59 | 93 | L | EGI 2.5–4 | 84,000 |
| NIMS-86M | レーザーキング86 | チューブラー | 2.59 | 120 | M | EGI 2.5–4 | 73,000 |
| NIMS-90L | スラックマスター90 | チューブラー | 2.74 | 117 | L | EGI 2.5–4 | 63,000 |
| NIMS-110ML | スラックキング110 | チューブラー | 3.35 | 158 | ML | EGI 2.5–4 | 69,000 |
| NIMS-80ULST | レスポンスマスター80 | ソリッド | 2.43 | 107 | UL | EGI 1.5–3.5 | 74,000 |
| 機種 | ウィップジャーク73(NIMS-73M) | ラッシュジャーク75(NIMS-75MH) | フェザージャーク77(NIMS-77SL) | テクニマスター82(NIMS-82L) | フェザージャーク86(NIMS-86SL) | スラックマスター86(NIMS-86L) | スラックマスター86EX(NIMS-86L-EX) | レーザーキング86(NIMS-86M) | スラックマスター90(NIMS-90L) | スラックキング110(NIMS-110ML) | ドラッギンマスターS63(NIMS-63XUL/LST) | ドラッギンマスターC63(NIMC-63XUL/LST) | レスポンスマスター80(NIMS-80ULST) | ソードティップマスターS70(NIMS-70ML-ST) | ソードティップマスターC611(NIMC-611M-ST) | MSダンサー61(NIMC-61ULST) | ディープエモーション70(NIMC-70MST) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 特徴 | ショート×Mパワー。小場所や堤防でテンポ良く攻める操作重視モデル。手返しの良さが最大の武器。 | MHパワーで重めエギや強風・深場に対応。大型狙いや張りのあるジャーク向き。 | 自重75gの超軽量SL。軽さと鋭敏さを最優先した繊細操作特化モデル。ナイトゲーム適性◎。 | Lパワーの王道機。2.5~3号中心で操作性と汎用性のバランスが非常に高い基準モデル。 | 8.6ftで82gという軽量設計。遠投性能と軽快さを両立したが、扱いはやや繊細。 | インペリアルの万能代表格。長さ・パワー・操作性のバランスが良く、最初の1本に最適。 | 高弾性・高強度素材採用の上位版。軽さ・張り・感度すべてがワンランク上の完成度。 | Mパワーで強い反発力。ビシビシ系のパワージャークや潮流の強い状況に強い。 | 9ft設計で遠投・ドリフト向き。沖のブレイク攻略に強いが、先重りを感じる人も。 | 11ftの飛距離特化モデル。サーフや超遠投が必要なフィールド専用の尖った性能。 | スピニング・ソリッド仕様。ティップラン向けで目感度に優れ、違和感を捉えやすい。 | ベイト・ソリッド仕様。深場や重めエギでのティップランに対応する高感度モデル。 | ULソリッドティップ搭載。低活性時や軽量エギの繊細な変化を明確に伝える。 | イカメタル/オモリグ対応スピニング。荷重変化を明確に捉える高感度設計。 | ベイト仕様のイカメタル/オモリグロッド。操作性と感度を両立した船用主力機。 | イカメタル専用ベイトモデル。スッテ8~20号に対応し、軽快な操作感が特徴。 | ディープエギング対応。深場・重量級エギを扱うための特殊用途モデル。 |
スキッドロウ セカンドステージ


スキッドロウ セカンドステージは、実売4〜5万円台で購入できる、インペリアルの下位グレードにあたるシリーズです。
「エバーグリーンのエギングロッドをもう少し手頃な価格で使いたい」というニーズに応える位置づけのモデルと言えます。


インペリアルで使われているような高級カーボン素材の採用は控えられており、ブランク素材やガイド仕様を見直すことで製造コストを抑えています。
その結果、価格は確かに下がっていますが、同価格帯の他社ロッドと比べるとスペック面で物足りなさを感じる部分があるのも事実です。
具体的には、以下のような点が気になるポイントとして挙げられます。
- カーボン素材:
この価格帯であれば、トレカT1100Gクラスが使われていても不思議ではない - ガイド仕様:
ステンレスフレーム×SiCリングだが、競合製品ではチタンフレーム採用例も多い - 自重:
100〜110g台が中心で、軽量感でもやや見劣りする
メーカーに強いこだわりがなく、限られた予算内で最大限コスパを重視したい人にとっては、他社製品の方が満足度が高いケースもあるでしょう。
一方で、「どうしてもエバーグリーンのロッドを使いたい。でも、インペリアルは予算的に厳しい…」という人にとっては、現実的な選択肢となるシリーズです。
ラインナップは以下の通りです。
| 品番 | 名称 | 全長(m) | 自重(g) | パワー | 適合エギ | 適合PE |
|---|---|---|---|---|---|---|
| SSSS-88L | スラックジャーク88 | 2.64 | 106 | L | 2.5–4号 | 0.5–1.2号 |
| SSSS-92L | スラックジャーク92 | 2.79 | 114 | L | 2.5–4号 | 0.5–1.2号 |
| SSSS-86M | レーザージャーク86 | 2.59 | 110 | M | 2.5–4号 | 0.5–1.2号 |
| SSSS-90M | レーザージャーク90 | 2.74 | 117 | M | 2.5–4号 | 0.5–1.2号 |
| SSSS-710MH | マグナムジャーク710 | 2.39 | 112 | MH | 3–4.5号 | 0.8–1.5号 |
| SSSS-84MH | マグナムジャーク84 | 2.54 | 122 | MH | 3–4.5号 | 0.8–1.5号 |
| 機種 | 88L | 92L | 86M | 90M | 710MH | 84MH |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 得意な釣り方 / フィールド | テンポ良いスラックジャーク、漁港〜堤防の王道 | 風・波・沖のブレイクを“長さ”で取る(遠投寄り) | 2.5〜4号を一番雑に扱える“基準” | 86Mより飛距離・ラインメンディング寄り | 3.5〜4号中心、春の大型・潮強めをパワーで押す | 710MHよりレングスで汎用性を上げた大型寄り |
| ざっくり キャラ | 軽快・キレ重視のL | ロング+Lで扱いやすさ | 万能M(迷ったらこれ枠) | 長め万能M | パワー系・強いしゃくり対応 | パワー+長さの両立 |
エバーグリーンのエギングロッド比較一覧
エバグリのライバル!ミドル〜ハイエンドのエギングロッドをざっと紹介
エバーグリーンのエギングロッドは価格帯が高く、「欲しいけど即決はしづらい…」と感じる人も多いはず。
いずれにしても高価な買い物になるため、他メーカーの実力派ロッドと比較しながら、じっくり検討するのがおすすめです。
なお、コストパフォーマンス重視のモデルと、価格より性能を最優先したハイエンドモデルについては、以下の記事で詳しくまとめています。
気になる方はあわせてチェックしてみてください。
ここではその中から、特におすすめ度が高いモデルをピックアップして紹介します。
選定基準は「スキッドロウ セカンドステージの代替候補」。価格帯は2〜5万円台を中心にしています。
エギゾースト5G(メジャークラフト)


トレカT1100Gや独自の多軸カーボン製法「R360構造」を採用しながら、実売価格は2万円台。ハイエンドロッドで定番の素材・製法を気軽に試せる1本で、「コスパ最強」と評価されるのも納得の完成度です。
ラグゼ EG S(がまかつ)


がまかつらしい質実剛健な設計が特徴。実売3万円前後ながら、全モデルが100g未満、最軽量は83gと非常に軽量。軽さと感度を重視したい中上級者におすすめです。
エギストSD(テイルウォーク)


実売3万円前後で、最軽量モデルは70g台という驚異的なスペック。ハイエンドクラスと比べても遜色のない軽さが魅力です。テイルウォークらしい個性的でスタイリッシュなデザインも評価が高いポイント。
24エメラルダス AIR(ダイワ)


ダイワのエメラルダスシリーズの中でも、軽さと感度に振り切ったモデル。カーボン製ガイド「AGS」と高品質なSVFカーボンの組み合わせにより、振り抜けの良さと高い操作性を実現しています。
24カラマレッティ プロトタイプ(オリムピック)


オリムピックの本格派エギングロッド。トレカM40XやT1100Gを採用し、最軽量モデルは70g台。価格は5万円台と高めですが、シャープでキレのある使用感が魅力です。
23カリスタ(ヤマガブランクス)


ヤマガブランクスのエギングロッド最上位モデル。しなやかで気持ちよく曲がるブランクが特徴で、キャストフィールの良さとファイト時の安心感が光ります。現行モデルだけでなく、先代モデルの人気が高いのも実力の証です。
スキッドロウ セカンドステージを検討しているなら、これらのロッドも十分に比較対象になります。
「価格を抑えて性能を取りに行く」のか、「ブランドを含めた満足感を取る」のか──自分の優先順位を整理したうえで選ぶのが、後悔しないコツです。
コスパ最強のおすすめエギングロッド一覧
| 商品名 | エギング X | 25ソルティーアドバンス | 24ソルパラ | 22セフィア BB | 25エメラルダス X | エギゾースト 3G | エギゾースト 5G | ソルティーステージ プロトタイプ | 23カラマレッティーUX | ラグゼ EG S | 21セフィア XR | エギスト SD | 24エメラルダス AIR | ラグゼ EG X |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| イメージ | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | |
| メーカー | ダイワ | シマノ | メジャクラ | シマノ | ダイワ | メジャクラ | メジャクラ | アブガルシア | オリムピック | がまかつ | シマノ | テイルウォーク | ダイワ | がまかつ |
| 実売価格目安 | 1.0万円 | 1.0万円 | 1.0万円 | 1.3万円 | 1.5万円 | 2.0万円 | 2.2万円 | 2.2万円 | 2.3万円 | 2.8万円 | 3.0万円 | 3.0万円 | 4.8万円 | 4.8万円 |
| 特徴 | 実売1万円前後でブレーディングX搭載。見た目・性能ともにチープさがなく、予算を抑えたい入門者に最適。 | 2025年刷新のコスパ優等生。トラブルレスな設計で、セフィアブランドに拘らないなら無難な選択。 | 実売1万円前後のお得ロッド。現代的なガイド設定と軽量化で、安かろう悪かろうを過去にする。 | 実売1万円台前半で「ハイパワーX」搭載。ネジレに強く、価格以上のシャープな操作性を実現。 | 2025年刷新で高級感アップ。ブレーディングX搭載で基本性能も高く、所有欲を満たす入門機。 | 東レ高弾性カーボン搭載で驚異の軽さを実現。脱・初心者を目指す人に最適なシャープな振り心地。 | 最強素材T1100Gとカーボンガイドを搭載。中身はハイエンド級の「真のコスパ最強」ロッド。 | TAF製法×無塗装ブランクスで軽量化と感度を追求。装飾を削ぎ落とした実用主義の硬派な一本。 | 名門オリムピックの血統。良質なブランクスと信頼のガイド設定で、通好みな実力派エントリー機。 | がまかつ特有の「粘り」と「感度」を両立。派手な技術より実釣性能を重視する質実剛健なモデル。 | カーボンモノコックグリップ搭載で感度はハイエンド級。数千円足してでも買う価値がある傑作。 | 2025年秋登場。軽さと強さを高次元で両立した新基準。タフに使えて長く愛用できる信頼性が魅力。 | 「軽さは感度」を体現する超軽量モデル。AGSガイド等の最新技術で、軽量・高感度が極まっている。 | 自重80g台の軽さで、反響感度だけでなく荷重変化も捉える。実戦的な情報収集能力に長けたロッド。 |
| ネットで 探す |
Amazon
|
Amazon
|
Amazon
|
Amazon
|
Amazon
|
Amazon
|
Amazon
|
Amazon
|
Amazon
|
Amazon
|
Amazon
|
Amazon
|
Amazon
|
Amazon
|
ハイエンドのおすすめエギングロッド一覧
| 製品 | 24カラマレッティー・プロトタイプ | カリスタ | ラグゼ EG X アルティメイト | エメラルダス ストイスト RT | エメラルダス ストイスト ST | 25セフィア リミテッド |
|---|---|---|---|---|---|---|
| メーカー | オリムピック | ヤマガブランクス | がまかつ | ダイワ | ダイワ | シマノ |
| イメージ | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | |
| 実売価格目安 | 5.5万円 | 5.5万円 | 7.0万円 | 8.0万円 | 8.0万円 | 8.8万円 |
| 特徴 | 東レM40Xなど最新素材を使用しつつ、自社窯だからできる高コスパ。軽さと感度を両立した国産ロッド。 | 23年に刷新。ヤマガ特有の「曲がって粘る」良さを残しつつ、反発力を強化して遠投性能と操作性が向上。 | 最軽量モデルは驚異の50g台。M40Xと中空グリップで感度を極限まで高めた、超軽量・攻撃的スペック。 | 「レーシングチューン」の名の通り、無駄を削ぎ落としたカリカリの超高感度モデル。操作等のレスポンスが爆速。 | RTとは対照的な「しなやかさ」が武器。繊細なティップで潮の流れを感じ、エギをドリフトさせる釣りに特化。 | 25年登場の最新旗艦機。M46Xやカーボンモノコックなど全技術を注入。強さ・軽さ・感度の全てが頂点。 |
| ネットで探す |
Amazon
|
Amazon
|
Amazon
|
Amazon
|
Amazon
|
Amazon
|























