24ソルパラ エギングは、コスパに定評があるメジャークラフトのエントリークラスのエギングロッド。
実売1万円前後という手頃な価格で購入でき、これからエギングを始めたい人にも人気のシリーズです。
定番の862Mで112gと、入門ロッドとしては十分に軽量。PEラインの糸絡みを抑えるKフレームガイドなど、エギングに必要な基本装備も備えています。実際の口コミでも、軽さやシャクリやすさ、コストパフォーマンスは好評です。
とはいえ、最近は低価格帯のエギングロッドもかなり進化しています。
同価格帯には、より軽量でガイド仕様も充実した25ソルティーアドバンスなどがあり、24ソルパラのスペックが特別に優秀というわけではありません。
この記事では、以下のポイントを中心に解説します。
- 24ソルパラ エギングの特徴と口コミ・評判
- 全7機種の違いとおすすめ番手
- エギゾースト1G・26ファーストキャストとの違い
- ダイワ・シマノの競合ロッドとの比較
手頃なエギングロッドを探している人は、購入前の比較にお役立てください。
管理人ども、管理人っす。
釣りメディアのライター / ディレクターとして、これまで1000本以上の釣り記事の執筆&編集を経験。
釣り歴10年以上の雑食アングラー。実釣とメディア業で培った知識をもとに関心があるジャンルの釣具情報をお届けします。
24ソルパラ エギングの特徴


まずは、24ソルパラ エギングの仕様をサクッと見ていきましょう。
しなやかで扱いやすいブランク


ブランクには、中弾性カーボンを主体に採用しています。
適度なしなやかさと粘りがあり、初心者でも扱いやすい設計。エギング専用のブランクとして、キャスト性能とシャクリやすさを重視しています。
ロッドの反発力を利用してエギを動かしやすく、少ない力でも軽快に操作しやすいのが特徴です。
強い力で無理にシャクるのではなく、ロッドのしなやかさを生かしてエギを動かせる。長時間のジャークでも、疲労を抑えやすいブランクになっています。
定番の862Mで112g
全7機種の自重は96〜112g。実売1万円前後のエギングロッドとしては、十分に合格点といえる軽さです。
最軽量は、7フィート8インチのショートモデル「782ML」で96g。短さと軽さを生かした、軽快なロッドワークを楽しめます。
定番スペックの「862M」は112g。8フィート6インチの長さとMクラスのパワーを備えながら、長時間使いやすい重量に収まっています。
糸絡みを抑えるKガイド


ガイドには、富士工業製のKフレームガイドを採用しています。
PEラインが絡みにくいフレーム形状で、キャストやシャクリの際のライントラブルを抑えやすい仕様です。
ガイドリングは、富士工業のOリングを採用している模様。日本向けの公式サイトでは公開されていませんが、海外向けの公式サイトにはOリングとの記載があります。
実売1万円前後という価格を考えれば、妥当なセッティングかなといったところです。
ガイドの配置は、ブランクの曲がり方に合わせたメジャークラフト独自のセッティング。エギの操作性とガイドの強度を重視しています。
一方、ガイド数は上位のエギゾースト1Gより1個少なく、口コミでも「ロッドの長さに対してガイドが少ない」といった指摘があります。
定番のVSSリールシート


リールシートには、富士工業製VSSを採用しています。
エギングロッドではおなじみの、定番リールシートです。アップロック式で、手の大きさや握り方を問わず、無難に握りやすい設計になっています。
特別な個性を持たせるというより、誰でも扱いやすい手元にまとめた印象ですね。
シンプルで落ち着いたデザイン
外観は、ブラックを基調とした落ち着いたデザイン。


過度な装飾を抑えたシンプルな仕上がりで、さまざまなリールと組み合わせやすくなっています。
ただし、ブランクの光沢が強く、安っぽく見えるという口コミもあります。このあたりは好みが分かれそうです。
基本的に、この価格帯のロッドはデザイン性よりも実用性を重視するもの。装飾にコストをかけるより、ブランク・ガイド・グリップといった基本性能に予算を振っているのだと思います。
24ソルパラ エギングの口コミ


ここからは、24ソルパラ エギングに寄せられている口コミをもとに、購入者からの評価をまとめます。
全体としては、実売1万円前後という価格に対して、軽さやシャクリやすさ、使い勝手を評価する声が多い印象です。
エギング用としてはもちろん、ほかの釣りにも流用しやすい「何でもロッド」としての使いやすさも評価されています。
軽さとシャクリやすさが好評
好意的な口コミで目立つのは、やっぱり軽さとシャクリやすさです。
思っていた以上に軽くて扱いやすい、エギをシャクリやすいといった声があり、入門ロッドとしては良い評価ですね。
832MLの購入者からは軽さと持ちやすさ、832Mの購入者からは以前の竿と比べた軽さやしなやかさが評価されています。
軽くて持ちやすくて買ってよかったです!
Yahooショッピング|対象機種:832ML(一部抜粋)
エギングを本格的にやってみたいと思い、手頃になったこちらを買いました。
Yahooショッピング|対象機種:832M
万能竿として使っている、グランダーエギは、少し重めで、しゃくっているとすぐに疲れますが、こちらは随分と軽くてしなやかですね。
まだまだ釣果上がってないので、もう少し練習します。
エギングは、キャストとシャクリを繰り返す釣り。手頃な価格でも、軽快に操作できるロッドであることは大きな魅力です。
この価格でこのスペック、この使い勝手ならお得感がある。そんなコストパフォーマンスを評価する声も多くあります。
自分用の最初の1本はもちろん、ゲスト用やサブロッドとして購入するのもよさそうです。
実際に、ゲスト用として購入し、軽さに満足している人もいます。
ゲスト用に購入。
Yahooショッピング|対象機種:782M
以外と軽く満足してます。
ほかの釣りにも使いやすい
汎用性の高さも、評価されているポイントです。
これは24ソルパラに限らずエギングロッド全体にいえることですが、長さや硬さがソルトルアーロッドのなかで中間的。そのため、さまざまな釣りに流用しやすいんですよね。
たとえば、以下のような釣りです。
- チニングやシーバスなどのルアー釣り
- 小型青物を狙うスーパーライトショアジギング
- ちょい投げでのキス釣り
エギングを中心にしつつ、ライトゲームなど、ほかの釣りも気軽に楽しみたい。そんな人にとって、手頃な価格のエギングロッドは使い勝手のいい存在です。
24ソルパラも、こうした「1本でいろいろ遊べるロッド」としての魅力があります。
782MLではルアー釣りへの汎用性、782Mではキス釣りでの使い勝手を評価する声が見られます。
エギングロッドなので巻きの釣り、リフト&フォールの釣り、どちらにも使いやすい万能ロッド。
Amazon|対象機種:782ML(一部抜粋)
キス釣り用に柔らかい竿を求めてたので今回購入してみました。イカ用なので穂先が柔らかいので当たりが取りやすいです。
Yahooショッピング|対象機種:782M
光沢や持ち重りには気になる声も
一方、気になる口コミとして挙がっているのが、デザインや操作時の感触です。
デザイン面では、ブランクの光沢が強く、安っぽく見えるという意見があります。
軽さやシャクリやすさを評価しつつ、見た目には気になる部分があるという口コミです。
今秋使用したが、軽くて、シャクリやすくて、使いやすかった。ガイドもグリップも、この値段にしては良いと思う。光沢のあるブランクスはチープ感があるが、好みの問題か。
Yahooショッピング|対象機種:782ML
最近は上位クラスを中心に、無塗装に近いシックな仕上げのロッドもあります。それと比べると、光沢の強い塗装に安っぽさを感じる人がいるのもわかりますね。
使用感については、ロッドの長さに対してガイドが少なめに感じる、先重りがする、シャクったあとのブレの収束が遅いといった声もあります。
862MLでは、穂先側の重さやブレの収束を指摘しながらも、価格を考えればお買い得とする意見があります。
ガイドセッティングやテーパーは良く出来ていると思います。
Amazon|対象機種:862ML
しかし振ってみると穂先が少し重く感じます。おそらくその重さが要因で振れ収束の遅さも感じます。
それを考えても一万円程の値段はお買い得だと思えました。
ただし、こうした点を挙げながらも、価格を考えれば許容範囲とする評価が見られます。細かな不満はあっても、全体としての満足度は高いようです。
価格を考えれば満足度は高め
ポジティブな意見もネガティブな意見もありますが、全体としては「コストパフォーマンスの高いロッド」という好意的な評価が多い印象です。
先代モデルから続くソルパラシリーズは、手頃な価格と実用性で支持されてきた入門ブランド。
782Mの購入者からも、価格に対する使いやすさを評価する声が寄せられています。
値段の割に使いやすく、コスパが良い商品です。
Yahooショッピング|対象機種:782M
これからエギングを始めるにあたって、できるだけ予算を抑えつつ、ある程度しっかりした性能のロッドが欲しい。そんな人にとっては、魅力のある選択肢でしょう。
全7機種の違いと選び方


24ソルパラ エギングは、7フィート8インチ〜8フィート6インチの全7機種をラインナップしています。
標準的なML・Mモデルに加え、小型エギに適したソリッドティップモデルも用意。釣り方やフィールドに合わせて選べる構成です。
| 機種 | 全長 | 自重 | 適合エギ | 適合PE | アクション |
|---|---|---|---|---|---|
| SPE-S832L | 8’3″ | 105g | 1.3〜2.5号 | 0.4〜0.8号 | EX.F |
| SPE-782ML | 7’8″ | 96g | 1.5〜3.5号 | 0.4〜1.0号 | RF |
| SPE-832ML | 8’3″ | 103g | 1.5〜3.5号 | 0.4〜1.0号 | RF |
| SPE-862ML | 8’6″ | 104g | 1.5〜3.5号 | 0.4〜1.0号 | RF |
| SPE-782M | 7’8″ | 100g | 2.0〜4.0号 | 0.4〜1.2号 | RF |
| SPE-832M | 8’3″ | 104g | 2.0〜4.0号 | 0.4〜1.2号 | RF |
| SPE-862M | 8’6″ | 112g | 2.0〜4.0号 | 0.4〜1.2号 | RF |
はじめての1本には、個人的には「832ML」がおすすめです。
王道の8フィート6インチより少し短く、取り回しが良好。とはいえ、飛距離を確保しやすい長さもあるので、開けた外洋向きの堤防から手狭な小場所まで、幅広く使えます。
主力となる2.5〜3.5号のエギを扱いやすく、オールシーズン使えるのもいいところ。汎用性と扱いやすさを重視するなら、まず候補にしたい番手です。
SPE-S832L|小型エギを繊細に操作
シリーズ唯一のソリッドティップモデルです。
2〜2.5号の小型エギを使った繊細なエギングが得意で、警戒心の強いアオリイカを攻略したい場面に向いています。
穂先の動きでアタリを捉えやすく、ショアティップランにも対応。秋の小型イカ狙いや、軽量エギを使ったテクニカルな釣りを楽しみたい人におすすめです。
SPE-782ML|近距離を軽快に攻略
7フィート8インチの短さと、96gというシリーズ最軽量の自重が魅力のMLモデル。
取り回しがよく、軽快にエギを動かせます。特に2.5〜3号のエギを使った近距離の攻略が得意で、操作性を生かしたボートエギングにも対応します。
遠投性能よりも、手返しや細かなロッドワークを重視したい人におすすめの1本です。
SPE-832ML|秋を中心に幅広く対応
秋のエギングを中心に楽しみたい人におすすめの、汎用性の高いMLモデルです。
8フィート3インチという扱いやすい長さで、適合エギは1.5〜3.5号。近距離でのサイトフィッシングから、水深のあるポイントでのスローな誘いまで対応します。
軽めのエギを快適に扱いながら、さまざまなフィールドでエギングを楽しみたい人にぴったりです。
SPE-862ML|遠投で広く探る
8フィート6インチの長さを生かした、遠投性能が魅力のMLモデル。
2.5〜3号前後の比較的軽いエギでも広範囲を探りやすく、沖のポイントを攻略したい場面で活躍します。
足場の高い堤防や風のある状況でも、長さを生かしてラインを操作しやすいのがメリット。秋のエギングを中心に、飛距離や探れる範囲を重視する人におすすめです。
862MLの購入者からも、しなりと飛距離を評価する口コミがあります。
凄く良い。
Yahooショッピング|対象機種:862ML
しなりも良いから、かなり飛距離が出る。
SPE-782M|短さとパワーを両立
7フィート8インチのショートレングスに、Mクラスのパワーを組み合わせたモデルです。
エギを手元で動かしているような感覚で扱いやすく、細かなアクションやテンポの速い釣りを楽しめます。
2〜4号のエギに対応し、春の大型アオリイカ狙いにも使用可能。取り回しのよさを生かして、ボートエギングにも使いやすい1本です。
SPE-832M|操作性とパワーのバランス型
扱いやすい8フィート3インチの長さと、Mクラスのパワーを備えたバランス型モデル。
3〜3.5号のエギを軽快に操作でき、堤防から磯場まで幅広いフィールドで活躍します。
テンポよくポイントを探る釣りはもちろん、回遊待ちで長時間シャクリ続ける場面にも対応。操作性を重視しつつ、春の大型アオリイカも狙いたい人におすすめです。
SPE-862M|年間使える万能モデル
8フィート6インチの長さとMクラスのパワーを備えた、オールシーズン対応の万能モデルです。
秋の数釣りから春の大型アオリイカ狙いまで幅広く対応。2〜4号のエギを扱えるので、季節やポイントに合わせて使い分けやすくなっています。
遠投性能と汎用性を重視して、1本でさまざまなエギングを楽しみたい人に向いています。
他グレードとの違い
ここからは、メジャークラフトの近い価格帯の製品と比較します。
購入時に迷いやすい、下位の「26ファーストキャスト エギング」と、上位の「エギゾースト1G」。それぞれ24ソルパラとどんな違いがあるのか、見ていきましょう。
26ファーストキャストとの違い
ひとつ下のグレードにあたる、26ファーストキャスト エギングとの主な違いは以下のとおりです。
| 比較項目 | 24ソルパラ エギング | 26ファーストキャスト エギング |
|---|---|---|
| 実売価格目安 | 1.1万円 | 0.8万円 |
| 86MLの自重 | 104g | 92g |
| 86Mの自重 | 112g | 110g |
| ブランク素材 | 中弾性カーボン主体 | 中弾性カーボン主体 |
| ガイド | 富士工業製Kガイドフレーム | 富士工業製Kガイドフレーム |
| ガイドリング | Oリング | Oリング |
| ガイド数 | 8個 | 7個 |
| 機種数 | 7機種 | 5機種 |
| 特徴 | 機種が豊富で、ライトエギングにも対応 | 低価格ながら軽量で基本仕様も充実 |
全体的な仕様は、かなり近いですね。価格帯も大きく離れていないため、共通する部分が多くあります。
注目したいのは、価格の安い26ファーストキャストのほうが軽いこと。特に86MLは92gと、24ソルパラの104gより軽量です。
ガイド数が少ないことも要因のひとつだと思いますが、26ファーストキャストは軽量化をかなり意識した設計に見えます。
この価格帯では、高級なカーボン素材や独自製法を盛り込むにも限界があります。各部のコストを抑える必要があるなかで、自重の軽さを強みにしたような印象ですね。
軽いロッドは、操作性や感度の面で有利になりやすいもの。この価格でこの自重26ファーストキャストは、確かに魅力的です。
ただし、個人的には少し気になる部分もあります。
メジャークラフトのロッドは海外生産が基本で、破損や仕上げの粗さを指摘する口コミが他のメーカーと比べてやや目立ちます。
最も安いグレードでここまで軽く仕上げていると、耐久性は大丈夫なのか、と考えてしまうんですよね。
もちろん、軽いという理由だけで耐久性が低いと決めつけることはできません。あくまで購入を検討する際に、気になるポイントです。
また、低予算の軽量ロッドでは、リールを組み合わせたときのタックルバランスも気になるところ。数字上の軽さを、そのまま使いやすさとして評価しづらい面があります。
ルアーロッドは、実売1万円を超えるかどうかで、性能への印象が変わってくる部分もあります。
そのため、無難さを重視するなら24ソルパラ、あるいはもうひとつ上のエギゾースト1Gが候補になるでしょう。
エギゾースト1Gとの違い


続いて、ひとつ上のグレードにあたるエギゾースト1Gとの比較です。
| 比較項目 | 24ソルパラ | エギゾースト1G |
|---|---|---|
| 実売価格目安 | 1.0万円 | 1.4万円 |
| 86MLの自重 | 104g | 104g |
| 86Mの自重 | 112g | 110g |
| ガイドフレーム | 富士Kガイド | 富士Kガイド |
| ガイドリング | Oリング | Oリング |
| ガイド数(86M) | 8個 | 9個 |
| リールシート | 富士VSS | 富士VSS |
| 機種数 | 7機種 | 8機種 |
| ソリッドティップ | 1機種 | 4機種 |
比較表を見る限り、基本的な仕様はかなり近くなっています。
標準モデルで目立つ違いは、エギゾースト1Gではガイド数が1個多いこと。重量差も小さく、装備や自重だけでは、大きな価格差を感じにくい組み合わせです。
そうなると、価格の安い24ソルパラのほうが、コストパフォーマンスでは魅力的かなと思います。
とはいえ、エギゾーストシリーズも評判のいいシリーズ。上位機の名前と設計思想を反映したエギゾースト1Gに、魅力を感じる人もいるでしょう。
ただし、このあと紹介する他社製品まで含めると、メジャークラフトの入門クラスが特に有利とはいえない状況です。
これからエギングを始める人は、ダイワやシマノの同価格帯もチェックしておくのがおすすめです。
競合ロッドとの比較
ここからは、24ソルパラ エギングと価格帯が近い競合ロッドを比較します。
主な候補は、以下の製品です。
| 製品 | メーカー | 実売価格目安 |
|---|---|---|
| 26ファーストキャスト | メジャークラフト | 0.8万円 |
| エギングX | ダイワ | 1.0万円 |
| 25ソルティーアドバンス | シマノ | 1.1万円 |
| 24ソルパラ ★ | メジャークラフト | 1.1万円 |
| エギゾースト1G | メジャークラフト | 1.4万円 |
| 25エメラルダスX | ダイワ | 1.5万円 |
| 22セフィアBB | シマノ | 1.6万円 |
実売1万円前後は、ダイワ・シマノ・メジャークラフトが積極的に製品を投入している価格帯です。
手頃な価格でも、それぞれに強みのある製品がそろっています。軽さ・ブランク・ガイド・グリップに分けて、違いを見ていきましょう。
軽さは十分。でも競合も強い
まずは、近いスペックのモデルで自重を比較します。軽い順に並べると、以下のとおりです。
| 製品 | メーカー | 比較モデル | 自重 | 実売価格目安 |
|---|---|---|---|---|
| 25ソルティーアドバンス | シマノ | S86M | 98g | 1.1万円 |
| 25エメラルダスX | ダイワ | 86M・J | 106g | 1.5万円 |
| 26ファーストキャスト | メジャークラフト | FCE-862M | 110g | 0.8万円 |
| エギゾースト1G | メジャークラフト | EZ1-862M | 110g | 1.4万円 |
| 22セフィアBB | シマノ | S86M | 110g | 1.6万円 |
| 24ソルパラ ★ | メジャークラフト | SPE-862M | 112g | 1.1万円 |
| エギングX | ダイワ | 86M | 113g | 1.0万円 |
表の順位だけを見ると、24ソルパラ エギングは重いほうに入ります。
とはいえ、110〜113gの製品同士の差はわずか。24ソルパラだけが、特別に重いわけではありません。
最近の実売1万円前後のロッドのなかでは、軽さは平均的。そのくらいの評価が妥当でしょう。
ここ最近は入門クラスも軽量化が進み、かなりハイレベルになっています。最新製品と並べると目立ちませんが、少し前の入門ロッドと比べれば、86Mで112gは十分に軽量です。
そのなかで、軽さを最優先するなら25ソルティーアドバンスが魅力的。
実売1.1万円、8フィート6インチのMクラスで98g。この価格帯としては、かなり思い切った軽さですね。
軽さを重視するなら、25ソルティーアドバンスの販売価格も比較しておきたいところです。
24ソルパラにも十分な軽さはありますが、「軽さで選ぶならコレ」と推せるほどの強みではありません。
ブランク仕様は標準的
続いて、ブランクの素材やテクノロジーを比較します。
低価格帯では、特別な素材や製法を大きく打ち出していない製品も多く、比較すると以下のようになります。
| 製品 | メーカー | ブランク素材・テクノロジー | 実売価格目安 |
|---|---|---|---|
| 26ファーストキャスト | メジャークラフト | 0.8万円 | |
| エギングX | ダイワ | ブレーディングX | 1.0万円 |
| 25ソルティーアドバンス | シマノ | 1.1万円 | |
| 24ソルパラ ★ | メジャークラフト | 1.1万円 | |
| エギゾースト1G | メジャークラフト | 1.4万円 | |
| 25エメラルダスX | ダイワ | HVFカーボン、ブレーディングX | 1.5万円 |
| 22セフィアBB | シマノ | ハイパワーX | 1.6万円 |
24ソルパラは、特別な高級素材や独自製法を採用したロッドではありません。
扱いやすい基本設計を備えていますが、ブランクの仕様そのものは、この価格帯では標準的といえるでしょう。
この価格帯で目立つのは、ダイワの25エメラルダスXです。
独自素材のHVFカーボンに加え、ネジレやツブレを抑えるブレーディングXを採用。実売1.5万円の入門クラスとしては、ブランク周りの仕様が充実しています。
ただし、名前の付いた素材やテクノロジーが使われているからといって、ロッド全体の性能が圧倒的に優れているとは限りません。
素材名や製法名には、製品の魅力を伝える広告的な側面もあります。仕様の豪華さは比較材料になりますが、それだけで判断しすぎないことも大切ですね。
ガイド仕様はやや控えめ
続いて、ガイドのフレームとリングを比較します。
| 製品 | メーカー | フレーム形状・材質 | トップリング | その他のリング | 実売価格目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| 26ファーストキャスト | メジャークラフト | K型・ステンレス | Oリング | Oリング | 0.8万円 |
| エギングX | ダイワ | K型・ステンレス | 公式記載なし | 公式記載なし | 1.0万円 |
| 25ソルティーアドバンス | シマノ | K型・ステンレス | アルコナイト | Oリング | 1.1万円 |
| 24ソルパラ ★ | メジャークラフト | 富士K型・材質非公表 | Oリング | Oリング | 1.1万円 |
| エギゾースト1G | メジャークラフト | 富士K型・材質非公表 | Oリング | Oリング | 1.4万円 |
| 25エメラルダスX | ダイワ | K型・材質非公表 | 公式記載なし | 公式記載なし | 1.5万円 |
| 22セフィアBB | シマノ | ステンレス・形状非公表 | SiC | アルコナイト | 1.6万円 |
24ソルパラは、糸絡みを抑えやすいKガイドを搭載しています。PEラインを使うエギングの基本は押さえた仕様です。
一方、リングはすべてOリング。この比較対象のなかでは、やや控えめなセッティングに感じます。
Oリングは、実売1万円未満のロッドでもよく使われるリング。そのため、1万円前後の製品として見ると、もう少し装備が欲しいと感じる部分はありますね。
たとえば、ほぼ同価格の25ソルティーアドバンスは、トップリングにアルコナイトを採用しています。
少し予算を上げれば、22セフィアBBのように、トップにSiC、その他にアルコナイトを組み合わせた製品もあります。ガイドの仕様に安心感を求めるなら、こうした組み合わせは魅力的です。
とはいえ、ガイドリングの違いだけで、使用感に大きな差が出るとも限りません。
ガイドのコストを抑え、そのぶん軽量化やブランクの品質に予算を振ったロッドのほうが、使ってみると高性能に感じることもあります。
24ソルパラのガイド仕様は豪華ではありませんが、リングの種類だけでロッド全体の良し悪しを決めるのは難しいところです。
グリップは無難な構成
グリップとリールシートの比較は、以下のとおりです。
| 製品 | メーカー | グリップ・リールシート | 実売価格目安 |
|---|---|---|---|
| 26ファーストキャスト | メジャークラフト | オリジナルグリップ、アップロック | 0.8万円 |
| エギングX | ダイワ | 富士VSS | 1.0万円 |
| 25ソルティーアドバンス | シマノ | セパレート、アップロック | 1.1万円 |
| 24ソルパラ ★ | メジャークラフト | オリジナルグリップ、アップロック | 1.1万円 |
| エギゾースト1G | メジャークラフト | 富士VSS、アップロック | 1.4万円 |
| 25エメラルダスX | ダイワ | エアセンサーシート(スリム) | 1.5万円 |
| 22セフィアBB | シマノ | シマノオリジナルシート、セパレート、アップロック | 1.6万円 |
この価格帯のグリップは、基本的に誰でも握りやすい、無難な構成が中心です。
24ソルパラについても、手元の仕様を大きな強みとして選ぶというより、扱いやすい基本装備として捉えればいいと思います。
入門クラスを選ぶ段階では、グリップの仕様をそこまで細かく気にしなくてもいいでしょう。
このなかで特徴的なのは、25エメラルダスXです。
ダイワ独自の軽量・高感度なエアセンサーシートを採用しており、手元にも仕様上の見どころがあります。
ブランクと手元の仕様に魅力を感じたら、比較に挙げた25エメラルダスX 86Mの販売価格もチェックしてみてください。
総合すると、堅実だが強みは控えめ
ここまでの比較をまとめると、以下のようになります。
| 製品 | 実売価格 | 自重(類似モデル) | ブランク仕様 | ガイド仕様 | グリップ・シート |
|---|---|---|---|---|---|
| 25ソルティーアドバンス | 1.1万円 | 98g(S86M) | K型・アルコナイト+Oリング | セパレート・アップロック | |
| 25エメラルダスX | 1.5万円 | 106g(86M・J) | HVF・ブレーディングX | K型・リング非公表 | エアセンサーシート(スリム) |
| 26ファーストキャスト | 0.8万円 | 110g(FCE-862M) | K型・Oリング | オリジナル・アップロック | |
| エギゾースト1G | 1.4万円 | 110g(EZ1-862M) | 富士K型・Oリング | 富士VSS・アップロック | |
| 22セフィアBB | 1.6万円 | 110g(S86M) | ハイパワーX | ステンレス・SiC+アルコナイト | オリジナル・セパレート |
| 24ソルパラ ★ | 1.1万円 | 112g(SPE-862M) | 富士K型・Oリング | オリジナル・アップロック | |
| エギングX | 1.0万円 | 113g(86M) | ブレーディングX | K型・リング非公表 | 富士VSS |
24ソルパラは、競合ロッドのなかでは軽さが平均的で、そのほかの装備も標準〜やや控えめといった立ち位置です。
ただ、実売1万円前後で購入でき、862Mで112gという自重は十分に軽量。エギングを始めるための基本性能は備えています。
ソルパラは、さまざまなジャンルで入門ロッドとして支持されてきたロングセラーシリーズ。定番ブランドとしての安心感や、手に取りやすさも魅力でしょう。
基本仕様の近いエギゾースト1Gが実売1.4万円ほどであることを考えると、24ソルパラのほうがコスパでは魅力的に感じます。
とはいえ、他社まで見渡すと強力な競合があります。
同じ実売1万円前後なら、25ソルティーアドバンスが非常に軽量で、ガイドリングの仕様も24ソルパラより充実しています。
実売1.5万円クラスまで予算を広げれば、ブランクやリールシートの仕様が豪華で、自重も軽い25エメラルダスXも候補になります。
24ソルパラ エギングは、決して悪い選択肢ではありません。でも、最新の入門ロッドを比較したときに、積極的に最優先で推したいほどの強みは見つけにくい。
そうはいっても、手頃な価格で基本性能の整った、堅実な入門ロッドであることは間違いない。競合まで含めた総合評価は、このあたりかなと思います。
まとめ


24ソルパラ エギングは、実売1万円前後でエギングに必要な基本性能をひと通り備えた入門ロッドです。
軽さ・操作性・実用性のバランスがよく、価格を考えれば十分に満足できる仕上がり。口コミでも、軽さやシャクリやすさ、コストパフォーマンスが好評です。
全7機種が用意されており、標準的なML・Mモデルから、小型エギ向けのソリッドティップモデルまで選べます。はじめての1本で迷うなら、扱いやすさと汎用性を備えた832MLがおすすめです。
一方、862Mで112gという自重は、最近の低価格帯ロッドでは平均的。ブランク・ガイド・グリップについても、特別に豪華な仕様ではありません。
基本装備の近いエギゾースト1Gと比べれば、価格の安い24ソルパラにコスパ面の魅力があります。ただし、他社には25ソルティーアドバンスや25エメラルダスXなど、よりはっきりした強みを持つ競合も存在します。
とはいっても、手頃な価格でエギングを楽しむための、堅実な1本ではあります。
競合製品とも比較したうえで、自分が重視する性能や予算に合っているなら、24ソルパラ エギングも十分に選ぶ価値のあるロッドです。





